ドコモの格安プラン「ahamo」は、2021年3月にスタートして以来、手軽な料金設定と高品質なドコモ回線を利用できることで注目を集めています。しかし、ahamoは法人名義での契約ができません。本記事では、個人名義で契約し、法人でahamoを利用したいと考えている方に向けて、ahamoの注意点と法人契約ができる代替プランについて解説します。
ahamoは法人契約できる?
結論から言うと、ahamoは法人名義では契約できません。ドコモの公式情報でも、ahamoは個人名義のみで契約が可能とされています。
Q:法人名義で契約できますか?
A:法人名義でのご契約はできません。
(引用元:ahamo公式FAQ)
もし、すでに法人名義でドコモの他プランを契約している場合、ahamoに変更するためには法人から個人への名義変更(譲渡)が必要です。
ただし、名義変更には手数料がかかり、経理処理が煩雑になるなどのデメリットが発生するため、注意が必要です。
ahamoを法人利用する際の注意点
ahamoはシンプルで料金が安い一方、法人利用にはいくつかの制限や注意点があります。
- 店舗サポートが有料:ドコモショップでのサポートは有料対応になるため、法人利用においてはサポート体制が不十分と感じる場合があります。
- 料金割引がない:ahamoには、ドコモ光セット割やファミリー割引といった通常のドコモプランで利用できる割引が適用されません。
- 社内通話が有料:法人内での通話も有料で、ビジネス通話割引が適用されないため、頻繁に通話を行う法人には不向きです。
- キャリアメールが使えない:ドコモのキャリアメール(@docomo.ne.jp)は使えませんが、他のキャリアから乗り換える場合は有料でキャリアメールを引き継ぐことができます。
- 留守電・転送サービスがない:ビジネスシーンでよく使われる留守電や転送サービスが利用できないため、法人の利用には不便です。
ahamoに代わる代替プラン
「ahamoで法人契約をしたい」という方には、以下の代替手段を検討することをおすすめします。
格安SIM
サービスのシンプルさを重視するのであれば、法人向けの格安SIMも有力な選択肢です。多くの格安SIMでは、20GBのプランが月額2,000円前後で利用でき、特に通信コストを抑えたい法人には最適です。ただし、通信速度が不安定なこともあるため、業務内容に合わせて選ぶ必要があります。
ドコモの他の料金プラン
もし社内通話が多い場合やドコモ光などのサービスを利用している場合、ドコモの法人向けプランが適しています。ドコモの法人プランでは、ビジネス通話割引で社内通話が無料になり、さらに「ドコモ光セット割」や「ビジネスメンバーズ割」などの割引を適用して通信費を抑えることができます。
2023年の7月1日から始まったドコモの別プランであるeximoは、法人利用ができ、ドコモならではの割引を利かせることができるので当ブログでおすすめしています。
ここからはeximoに興味がある人向けに、eximoのメリットと注意点を解説します。興味のない方は次の項目へジャンプしてください。
「eximo」のメリット
1. 法人契約可能
「eximo」は、法人名義で契約可能なため、名義変更や経理処理の手間をかけずに利用できる点が大きなメリットです。会社として通信コストを一括管理する際に便利です。
2. 柔軟な料金プラン
データ使用量に応じて三段階の料金設定があり、少量データ利用の月はコストを抑えられ、大量データが必要な月も無制限で対応できるため、ビジネスの状況に応じた柔軟な対応が可能です。
3. 割引でさらにコスト削減
「ビジネスメンバーズ割」(月額▲187円)や「ドコモ光セット割」(月額▲1,100円)などを適用することで、通信費をさらに削減できます。法人契約の際、複数回線を契約している企業は特にお得に利用できる点が魅力です。
4. 社員間の通話が無料
「ビジネス通話割引」を適用すれば、社員同士の国内通話が無料になります。これにより、社内通話が多い企業でも通話料を気にせず利用でき、コスト削減に繋がります。
5. 全国のドコモショップでサポート可能
全国2,000店舗以上あるドコモショップでサポートを受けられるため、スマホの設定やサポートが必要なときにも安心です。ITに詳しくない社員が多い企業でも、安心して利用できます。
「eximo」を法人契約する際の注意点
「eximo」は法人向けに優れたプランですが、いくつかの注意点もあります。
- 割引適用には特定条件が必要:割引を最大限活用するには、ドコモ光やhome 5Gの契約が必要になるため、これらのサービスを利用しない企業には割引が適用されない場合があります。
- 無制限プランでも通信制限の可能性:ネットワーク混雑時や大量通信時には、通信速度が制限される場合があります。業務で常に安定した通信が必要な場合には、この点を確認しておく必要があります。
法人スマホのコスト削減方法
法人スマホのコストをさらに削減したい場合、プランの見直しだけでなく、中古端末やレンタルサービスを活用するのも有効です。中古端末やレンタル端末を利用することで、導入コストを大幅に削減できます。
例えば、伊藤忠グループが提供する「Belong One レンタルプラン」では、月額550円(税込)からiPhone 7をレンタルすることが可能です。(ここから飛んでも筆者に報酬は入りません。純粋におすすめしています。)
必要に応じて短期間での利用や大量導入にも対応しており、企業のニーズに合わせたスマホ導入が可能です。
結論、ahamoを法人に使うのはあまりおすすめしません!
ahamoは法人名義での契約ができないため、法人での利用を考えている方は、名義変更や他のプラン・サービスの検討が必要です。
ドコモにはほかに法人プランや他社サブブランドがあり、格安SIMなど、法人契約が可能な代替手段もたくさんあるので、そちらをうまく活用して、コストと利便性のバランスを取ることをおすすめします。
⇒法人利用ができるドコモのプランを知りたい方はこちら
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