格安SIMに乗り換えることで、スマホ料金を大幅に節約できるとよく言われていますが、安い分デメリットが存在するのでは?と考えこのページに辿り着いたあなた、大正解です。
10年以上格安SIMを使っていた筆者の経験を基にした、格安SIMを利用する際に注意すべきこと10選は以下の通りです。
- 時間帯によって速度が下がりやすい
- 店舗サポートがほとんどない
- 大容量・使い放題プランが少ない
- 初期設定をする必要がある
- 選べるスマホ端末が少ない
- 内部振替に対応していない場合が多い
- LINEのID検索ができない
- キャリアメールが使えない
- キャリアの災害用伝言板が使えない
- 家族割引やセット割引がないことが多い
時間帯によって速度が下がりやすい
格安SIMの回線は大手キャリアから借りているため、通勤時間帯や昼休みのように回線が混み合う時間には、速度が低下することがあります。 特に、動画やオンライン会議を頻繁に利用する場合、この遅さがストレスになることがあります。
また、時間帯に縛られるだけでなく、満員電車などの回線が混雑しているときや一部地域でも通信が十分に行えない事がありました。
筆者が経験したのは、電車に乗っていて、ある駅とある駅の間では圏外になってしまう、というもので動画を見ていてもゲームをしていてもその区間に来ると中断されてしまうのでとても不便だと感じていました。
店舗サポートがほとんどない
格安SIMはオンラインでの契約が主流であり、店舗でのサポートが少ないです。初期設定やトラブル解決を自分で行う必要があるため、サポートに慣れていない方には不便に感じないかもしれません。
もちろん、店舗でのサービスがある格安SIMもありますが、その場合はサポートがある分料金が増されていることが多いので格安SIMの利点が薄まってしまいます。
大容量・使い放題プランが少ない
格安SIMの多くは、10GB程度のデータ容量に対応していますが、大容量の使い放題プランは限定されています。
データを大量に使うユーザーにとっては大容量の格安SIMを使おうとすると選択肢が狭まった状態からプランを選ぶことになる可能性が高いです。
自分で初期設定をする必要がある
格安SIMの契約後、SIMカードのセットアップや回線の切り替えなどの初期設定は、基本的に自分で行う必要があります。これは初めての方にとっては手間がかかる作業です。
筆者はSIMカードに詳しい家族に助けてもらったのでなんとかなっていましたが、知識がない人は調べたり、人から聞いたりせずに一人で設定をするのはおすすめしません。
選べるスマホ端末が少ない
大手キャリアに比べて、格安SIMは対応するスマホ端末の種類が限られている場合があります。格安SIMを使う場合、自分が欲しい端末では格安SIMが使えるのかどうか、事前によく調べておくことが必須になります。
「 『格安SIMの商品名』 『端末の商品名』 対応 」などのキーワードで検索すると確認しやすいです。
口座振替に対応していない場合が多い
格安SIMの多くは、支払い方法がクレジットカード限定です。口座振替に対応しているサービスは少ないため、クレジットカードを持っていない方には不便です。
支払い方法が各会社で統一されているわけではないため、これも事前に確認しておく必要があります。
LINEのID検索ができない
LINEの年齢確認が格安SIMでは対応していない場合があり、その場合、LINEのID検索が利用できません。LINEをよく使う方法はこの点に注意が必要です。
ふだんID検索を使っていない人は気にする必要ないです。筆者も今まで知りませんでした。
キャリアメールが使えない
格安SIMでは、キャリアメールが提供されていないことが多いです。そのため、キャリアメールを使い続けたい場合は、別のメールサービスに登録する必要があります。
今までキャリアメールを使っていた人は、メールを移行する必要があります。筆者は以降先としてgmailを推奨しています。詳しくは以下の記事で解説しています。
割引家族やセット割引がないことが多い
格安SIMでは、家族割引やインターネットとのセット割引がない場合が多いです。例えば、格安SIMへ変更する端末以外にdocomo回線を利用している端末があるとしたら、片方が格安SIMへ変更した分、docomo回線を使っている携帯が家族割の対象から外れてしまい、トータルで見ると値段が上がってしまった、というケースもあり得ます。
そのケースに対応できるのは、携帯代は安くなるけど家族割の対象端末としてカウントできるahamoへの乗り換えです。筆者も格安SIMからahamoへ乗り換えた民なので、自身をもっておすすめできますし、ドコモ回線を使えてサポートもしっかり受けられるのに月額3000円以下で済ませられるので、筆者的には格安SIMに乗り換えるよりもahamoへ乗り換えるほうが断然おすすめです。
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